2013年01月19日
ちひろ美術館 ― 出久根育の絵本展
プラハでつむぐ幻想 ― 出久根育の絵本展
雪がまだ解け残る中、久しぶりに「ちひろ美術館」へ行ってきました。
こじんまりした絵本美術館。
訪れると、必ず何か発見があります。
今回は、「出久根育さん」の個性的な絵に感動して帰りました。
出久根さんは、武蔵野美術大学卒業。2002年よりチェコの古都・プラハでくらしながら絵本制作を続けられているそうです。古典技法(エンペラ)を駆使した美しく重厚な絵で、童話や民話の世界を豊かに表現されています。
ボローニャ国際絵本原画展に入選。日本絵本賞大賞受賞。ブラティスラヴァ世界絵本原画展グランプリ受賞され、世界的にも注目されているとか・・・2013年1月31日(木)まで、おすすめです
今回の絵本展で見られる原画は
『あめふらし』(パロル舎) 2001年
『ペンキや』(理論社) 2002年
『マーシャと白い鳥』(偕成社) 2005年
『十二の月たち』(偕成社) 2008年
『命の水』 2011年
『かえでの葉っぱ』(理論社) 2012年
雪がまだ解け残る中、久しぶりに「ちひろ美術館」へ行ってきました。
こじんまりした絵本美術館。
訪れると、必ず何か発見があります。
今回は、「出久根育さん」の個性的な絵に感動して帰りました。
出久根さんは、武蔵野美術大学卒業。2002年よりチェコの古都・プラハでくらしながら絵本制作を続けられているそうです。古典技法(エンペラ)を駆使した美しく重厚な絵で、童話や民話の世界を豊かに表現されています。
ボローニャ国際絵本原画展に入選。日本絵本賞大賞受賞。ブラティスラヴァ世界絵本原画展グランプリ受賞され、世界的にも注目されているとか・・・2013年1月31日(木)まで、おすすめです
今回の絵本展で見られる原画は
『あめふらし』(パロル舎) 2001年
『ペンキや』(理論社) 2002年
『マーシャと白い鳥』(偕成社) 2005年
『十二の月たち』(偕成社) 2008年
『命の水』 2011年
『かえでの葉っぱ』(理論社) 2012年
2012年12月23日
パロル舎の本『猫町』
作:萩原 朔太郎
画:金井田恵津子
発行:パロル舎
凝った作りの本だと思って手に取ってみると、パロル舎から出た本だった。
以前ブログで紹介した「小林敏也さんの画本 宮澤賢治」と同じパロル舎。
散文詩のような不思議な話。ちょっと引用すると・・・
「その瞬間、磁石の針がくるりと廻って・・・すっかり逆に変わってしまった。・・・現象する町の情緒が、全く別の物になってしまった。・・・つまり前に見た不思議の町は、磁石を反対に裏返した、宇宙の逆空間に実在したのであった」
道に迷ったときに味わ合う非日常。
方向音痴で、よく道に迷ってしまう私にとっては、同感できる箇所がいくつもあった。
歩きなれた道のはずなのに、一本外れて歩いていたら方向を見失い、風がザワザワッーと吹いてきて、鳥肌が立つようなこと。
乗りなれた路線で、乗り過ごしたことに気づいて慌てて降りた駅が、何だか知らない町の駅のような気がして、戸惑ってしまうこと。
落ち着いて、見覚えのある建物や風景を見つけると、またいつもの時間が戻ってくる。
さすがは詩人の「萩原朔太郎」は、不思議な作品に仕上げている。そこに「金井田恵津子」さんの挿絵が加わって、魅力が増している。
2012年09月23日
民族問題ってなに?
「娘と映画をみて話す 民族問題ってなに?」山中速人著(現代企画室)を読みました。
読んでもやっぱり「民族問題」はよくわかりません。
でも、どんな風に問題に向き合ったらいいのか、糸口のようなものは掴めたかもしれません。
娘との往復書簡のようになっていて読みやすく、手軽にレンタルして観ることのできる映画を素材にしてので、青年や今まであまり知ろうとしてこなかった私のような人には、入門書としてとてもいい本だと思います。
取り上げられている映画は「クラッシュ」「ホテル・ルワンダ」「ライフ・イズ・ミラクル」など7本。
深刻な映画は敬遠していましたが、「クラッシュ」あたりから観てみようとおもっています。
民族間の対立・衝突やテロ事件が途切れることがありません。報道される映像は、画面の向こう側の出来事・・・というように、いつまでも傍観者のままではいられない。
身近な暮らしの中にも、多様な国籍、多様な文化をもつ人々が増えてきており、多文化共生は課題になってきていると思います。
「民族問題」を考える際に、大事なポイントだと思ったので、ふたつメモしておきます。
・民族問題は、権力闘争に利用されやすい。(文章から引用すると・・・争いごとに人々を動員するために、もっとも魅力的なフェロモンだということがはっきりしてきた・・・)
・民族間の融合が進んでいても、何かのきっかけて亀裂が生まれると、融合を訴えることは非常に困難になってしまう。
読んでもやっぱり「民族問題」はよくわかりません。
でも、どんな風に問題に向き合ったらいいのか、糸口のようなものは掴めたかもしれません。
娘との往復書簡のようになっていて読みやすく、手軽にレンタルして観ることのできる映画を素材にしてので、青年や今まであまり知ろうとしてこなかった私のような人には、入門書としてとてもいい本だと思います。
取り上げられている映画は「クラッシュ」「ホテル・ルワンダ」「ライフ・イズ・ミラクル」など7本。
深刻な映画は敬遠していましたが、「クラッシュ」あたりから観てみようとおもっています。
民族間の対立・衝突やテロ事件が途切れることがありません。報道される映像は、画面の向こう側の出来事・・・というように、いつまでも傍観者のままではいられない。
身近な暮らしの中にも、多様な国籍、多様な文化をもつ人々が増えてきており、多文化共生は課題になってきていると思います。
「民族問題」を考える際に、大事なポイントだと思ったので、ふたつメモしておきます。
・民族問題は、権力闘争に利用されやすい。(文章から引用すると・・・争いごとに人々を動員するために、もっとも魅力的なフェロモンだということがはっきりしてきた・・・)
・民族間の融合が進んでいても、何かのきっかけて亀裂が生まれると、融合を訴えることは非常に困難になってしまう。
2012年08月10日
盆まねき
「盆まねき」
児童書です。夏になると、家族でおじいちゃんおばあちゃんちへ行き、大勢の親戚と一緒にのお盆の時期を過ごしながら、ちょっと不思議な体験もするという話。
★作:富安陽子 ★絵:高橋和枝
オリンピック観戦に夢中で、図書館で借りた本が読めません。こんな落ち着かない時期には児童書や写真集がいいです・・・
読みながら、子どもの頃のことを思い出しました。
お墓参り・・・田舎に行くと、いつも必ずお墓参りに行っていました。訳もわからず、毎回繰り返し繰り返し。楽しくなかったし、正直行きたくなかったけれど、行かないという選択はなかったような・・・命のつながりを理屈抜きに刷り込まれていたのでしょうか?
「盆まねき」の本を読み、自分にもお墓参りの思い出があってよかったと思いました。大人が話す昔の思い出を聞きながら、裏山をゆっくり歩いて登り、お墓参りがすむとほっとして帰ってくる、ただそれだけでしたが・・・
ああ・・・今年は田舎に帰らず、オリンピック観戦をしていていいのだろうか・・・お彼岸には帰ることにしよう。 続きを読む
児童書です。夏になると、家族でおじいちゃんおばあちゃんちへ行き、大勢の親戚と一緒にのお盆の時期を過ごしながら、ちょっと不思議な体験もするという話。
★作:富安陽子 ★絵:高橋和枝
オリンピック観戦に夢中で、図書館で借りた本が読めません。こんな落ち着かない時期には児童書や写真集がいいです・・・
読みながら、子どもの頃のことを思い出しました。
お墓参り・・・田舎に行くと、いつも必ずお墓参りに行っていました。訳もわからず、毎回繰り返し繰り返し。楽しくなかったし、正直行きたくなかったけれど、行かないという選択はなかったような・・・命のつながりを理屈抜きに刷り込まれていたのでしょうか?
「盆まねき」の本を読み、自分にもお墓参りの思い出があってよかったと思いました。大人が話す昔の思い出を聞きながら、裏山をゆっくり歩いて登り、お墓参りがすむとほっとして帰ってくる、ただそれだけでしたが・・・
ああ・・・今年は田舎に帰らず、オリンピック観戦をしていていいのだろうか・・・お彼岸には帰ることにしよう。 続きを読む
2012年07月28日
松丸本舗~夏休みにお薦め!
丸善の丸の内店の一角に、本好きにはたまらない・・・夢のようなスペースができていました。
「松丸本舗」松岡正剛氏の30年におよぶ編集的方法と読書世界が、実験空間として出現!
友人に誘われて、先日立ち寄りましたが、時間がなくて後ろ髪を引かれる思いで会場を出ることに・・・
「今度は一日かけて、ここで過ごしたいね・・・」と、夏休みの一日を丸の内丸善の「松丸本舗」の探検にしたいと思っています。
読書の楽しみは、感動する一冊の本に出会うことに止まらず、そこからどんどん新しい世界が広がっていくことにありますね。好きな作家の本を続いて読んだり、その作家が薦めている本を読んで別の作家に出会ったり、作品の舞台になっている国や世界に興味が広がったりと・・・
一般的な書店とは、「本の見せ方」が全く違います。松岡氏の書斎を探検しているような感じでしょうか・・・ワクワクします。松岡氏は「ブックウェア」という新しい概念?を提案されているようで、本にかかわる、あらゆる人・事・物をつなぎ、動かす仕組みで、人々にとっての本の価値と意味を拡大するのだそうです。
残念ながら、9月末で終了する予定だとか、夏休みにお薦めのスポットだと思います。
「松丸本舗」のHPを開くだけでも新しい本の世界が待ち受けています。
私は友人に「観光」と「千年の祈り」を薦め、
友人は「シリーズ ケアをひらく」を薦めてくれました。
私はその中で、「技法以前 べてるの家のつくりかた」著:向谷地 生良 に興味を持ちました。
2012年06月18日
「雲の言葉」300語
めくっても、めくっても雲!
『雲の言葉』300語。
写真集ではありません。
言葉を眺めて、イメージが広がる不思議・・・
「雲」をめぐる言葉が、こんなにいっぱいあることに驚きます。
はがして遊べるボックスメモ型の本
シリーズには「月」もありました。
ゆっくり味わっているので、まだ途中ですが・・・正岡子規「雲の日記」の一部が引用されているページがありました。
追記に紹介します。
著者:下中菜穂
発行:株)エクスプランテ
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2012年04月06日
小林敏也さんの画本 宮澤賢治
自分へのご褒美に、絵本をまとめて5冊買ってしまいました。
宮澤賢治の童話が好き
小林敏也さんの絵も好き
パロル舎の本の装丁が、これまたいい・・・
だから、1冊ずつ集めていきたいと思っていました。
でも、「どんぐりと山猫」を1冊買ったきり、自分の欲しいものは後回しになっていました。
今回5冊もまとめ買いしたのには訳があって、パロル舎が出版を廃業?「画本 宮澤賢治」のシリースが手に入りにくくなる情報が伝わってきたからです。
小平の市民グループ「どんぐりの会」さんのツイッターで知りました。
「どんぐりの会」さんに問い合わせて、小林敏也さんの持っていらっしゃる在庫の画本を購入できるルートがあることがわかり、思い切って買ったという訳です。
興味のある方は、お問い合わせください。
合同会社 かわうそ兄弟商會
注文フォーム
★あわせてお知らせです★
「どんぐりの会」さん企画
第6回月夜の幻燈会『やまなし』
・日時:5月4日(金)午後7時〜 (雨天→5日に延期)
・会場:小平市 中央公園の雑木林
今回は、5/3~5/6に、福島県から小平市に小学生を招き、市内の樹林や公園など外で思い切り遊んでもらう企画「福島と小平の子どもたちの会」の中での催しだそうです。
続きを読む
2012年02月04日
ぐるぐる七福神
中島たい子著「ぐるぐる七福神」(マガジンハウス)を読みました。小説ですが、最近話題になっている「七福神めぐり」の入門書にもなります。
お正月に、御朱印を受けながら七福神をめぐり開運祈願するというものだそうですが、お正月でなくても「まち歩き」のテーマにすると面白そうです。
今日は立春を迎えて少し寒気がゆるんだ一日となりました。○○デンキの買い物で吉祥寺に行く用事ができたので思い立って「武蔵野吉祥七福神」のうち4箇所めぐってきました。
・井の頭弁財天
・安養寺 布袋尊
・武蔵野八幡宮 大國様
・大法禅寺 福禄寿
後の
・杵筑大社 恵比寿神
・延命寺 毘沙門天 寿老人
は、吉祥寺から歩くにはちょっと遠いので次回の楽しみに
☆井の頭弁財天は秘仏で12年に一度(巳年)のご開帳だそうです!来年です
スタンプラリーみたいな「御朱印」はお正月のみの場合が多く、今回も「御朱印」はなし。でも吉祥寺駅周辺の混雑から離れて、「まち」の違う風景、歴史的な「まち」の時間を味わうには、お正月でなくてもいいように感じました。武蔵野八幡宮の末社にひっそりと祀られていた、小さな黒っぽい「大國様」が素敵でした。渋い魅力!(打出の小槌から飛び出すという財宝も魅力ですね・・・) 続きを読む
2011年12月31日
絵本「たまがわ」
いよいよ大晦日。2011年を締めくくるにあたって、大好きな絵本を紹介します。
日本の川「たまがわ」村松昭さく(偕成社)
なんとなく「たまりば」とつながるでしょう!「たまりば」は「tamaliver」「たまがわ」は「Tama River」
絵本は、笠取山の源流から奥多摩湖、羽村の堰、二子玉川、羽田空港(東京湾)までを上空から辿ることができます。眺めているだけで、小旅行を楽しむことができますよ。
行ったことのあるページは懐かしく思い出に浸りながら眺めます。
まだ行っていないページだと、次は○○駅に降りて・・・○○駅まで・・・と、コースを練りたくなってきます。
それで、とうとう行ってみたのは
・笠取山の多摩川源流!多摩川の最初の一滴?これが大きな河口につながっているとは思えない頼りない流れです。
・等々力渓谷。23区内にある渓谷なんて珍しい!
・立川の根川緑地の辺りから~~~~羽田まで多摩川の土手を整備した自転車道(たまリバー50キロ・・・これは羽村から羽田までの距離)
「たまリバー50キロ」は、体力のある人だと一日で往復できるみたいですが、私の場合は立川から羽田まで片道を二日がかりというペースでした。整備の悪いママチャリだったので、お尻が痛くて・・・だんだんペースが落ちて、最後は歩いた方うが速いかもという具合でした。
でも。川下に向かうにしたがって川の表情がゆったりとのびやかになっていくので、気持ちは大きくいきいきとなっていきました。
さて、今年最後の投稿になりました。
3.11以降。日本に生まれたひとりとして、何ができるのだろう?と思いながらも特別なことは何もできませんでした。職場で家庭で、自分にできることを丁寧にやっていこうとしただけです。
職場のマイスタイルで「ブログ塾」を開催することになり、暑い中の準備は大変でしたが、そのおかげでたくさんの「で・あ・い」がありました。小平地域を中心とした多摩でいきいきと生きている人々です。
日々の暮らしを大切にされている方
地域のイベントを丁寧に紹介されている方
自分の考えを率直に語られる方
小さなつながりを大事に育てている方
得意分野を分かりやすく伝授されている方
美味しいもの情報をいっぱい教えてくださる方
いつか行ってみたい所の情報をくださる方
「たまりば」ブログに参加して、たくさんの人生の達人にめぐり合うきっかけをいただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
私自身も投稿することがひとつの張り合いになっています。来年も、ぼつぼつ投稿を続けていこうと思っていますので、よろしくお願いします。
日本の川「たまがわ」村松昭さく(偕成社)
なんとなく「たまりば」とつながるでしょう!「たまりば」は「tamaliver」「たまがわ」は「Tama River」
絵本は、笠取山の源流から奥多摩湖、羽村の堰、二子玉川、羽田空港(東京湾)までを上空から辿ることができます。眺めているだけで、小旅行を楽しむことができますよ。
行ったことのあるページは懐かしく思い出に浸りながら眺めます。
まだ行っていないページだと、次は○○駅に降りて・・・○○駅まで・・・と、コースを練りたくなってきます。
それで、とうとう行ってみたのは
・笠取山の多摩川源流!多摩川の最初の一滴?これが大きな河口につながっているとは思えない頼りない流れです。
・等々力渓谷。23区内にある渓谷なんて珍しい!
・立川の根川緑地の辺りから~~~~羽田まで多摩川の土手を整備した自転車道(たまリバー50キロ・・・これは羽村から羽田までの距離)
「たまリバー50キロ」は、体力のある人だと一日で往復できるみたいですが、私の場合は立川から羽田まで片道を二日がかりというペースでした。整備の悪いママチャリだったので、お尻が痛くて・・・だんだんペースが落ちて、最後は歩いた方うが速いかもという具合でした。
でも。川下に向かうにしたがって川の表情がゆったりとのびやかになっていくので、気持ちは大きくいきいきとなっていきました。
さて、今年最後の投稿になりました。
3.11以降。日本に生まれたひとりとして、何ができるのだろう?と思いながらも特別なことは何もできませんでした。職場で家庭で、自分にできることを丁寧にやっていこうとしただけです。
職場のマイスタイルで「ブログ塾」を開催することになり、暑い中の準備は大変でしたが、そのおかげでたくさんの「で・あ・い」がありました。小平地域を中心とした多摩でいきいきと生きている人々です。
日々の暮らしを大切にされている方
地域のイベントを丁寧に紹介されている方
自分の考えを率直に語られる方
小さなつながりを大事に育てている方
得意分野を分かりやすく伝授されている方
美味しいもの情報をいっぱい教えてくださる方
いつか行ってみたい所の情報をくださる方
「たまりば」ブログに参加して、たくさんの人生の達人にめぐり合うきっかけをいただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
私自身も投稿することがひとつの張り合いになっています。来年も、ぼつぼつ投稿を続けていこうと思っていますので、よろしくお願いします。
2011年09月23日
本棚が好き
「おかしな本棚」クラフト・エヴイング商會
本を開くといろんな本棚の写真が続いている。とても変わった本。
「ある日の本棚」「頭を真っ白にするための本棚」「いつまでもよんでいたい本棚」・・・というふうに。
http://publications.asahi.com/ecs/tool/browse_image/?image=12554.jpg
「つむじ風食堂の夜」の著者でもある吉田篤弘さんとパートナー吉田浩美さんの本を、テーマを設定して並べている。
どうも読了した本ばかりではなく、いつか読みたいと思っている本もたくさん含まれているみたい。だからお薦め本だと勘違いしてはいけない。
本は好きだけれど、あまりたくさんは読めない。どちらかと言うと図書館で借りても本屋で購入しても積読が大半!それでもいいんだ~と、安心できる。本が並んでいるのを眺めるのが好き。だから本屋や図書館にいる時間が好きだったんだ・・・と腑に落ちた。
今まで知らなかった本がいっぱい並んでいて、読書の秋が楽しみになってきた。古い本の背表紙を見ると、そこに凝縮された時間を感じる。ブックオフばかりでく古本屋にも足を運んでみよう!と思う。
本を開くといろんな本棚の写真が続いている。とても変わった本。
「ある日の本棚」「頭を真っ白にするための本棚」「いつまでもよんでいたい本棚」・・・というふうに。
http://publications.asahi.com/ecs/tool/browse_image/?image=12554.jpg
「つむじ風食堂の夜」の著者でもある吉田篤弘さんとパートナー吉田浩美さんの本を、テーマを設定して並べている。
どうも読了した本ばかりではなく、いつか読みたいと思っている本もたくさん含まれているみたい。だからお薦め本だと勘違いしてはいけない。
本は好きだけれど、あまりたくさんは読めない。どちらかと言うと図書館で借りても本屋で購入しても積読が大半!それでもいいんだ~と、安心できる。本が並んでいるのを眺めるのが好き。だから本屋や図書館にいる時間が好きだったんだ・・・と腑に落ちた。
今まで知らなかった本がいっぱい並んでいて、読書の秋が楽しみになってきた。古い本の背表紙を見ると、そこに凝縮された時間を感じる。ブックオフばかりでく古本屋にも足を運んでみよう!と思う。
2011年09月13日
一次産業×デザイン=風景「ニッポンの風景をつくりなおせ」
面白い本を紹介します。
「ニッポンの風景をつくりなおせ」一次産業×デザイン=風景
梅原 真著 (羽島書店)
ツイッターで小平のゆるキャラ「ブルベー」の立役者、ヒラバックスさんがこの本のことをつぶやいていて、気になっていました。
やっと手にして開いてみると、グラフィック・デザイナー梅原 真さんの手がけた作品が、商品の説明と依頼者のコメントと共に紹介されていました。読むというより、まず眺める。眺めているうちに、食べたくなったり、使ってみたくなったり、生産者に会いにその土地に行ってみたくなったりします。
「全ての基本は一次産業だ!一次産業は日本の風景を紡ぎだしている。風景を見れば、その国がどんんな国かがわかる。一番大事なものは風景である」と語る梅原さんは、
「この男がひとたびプロジェクトに関われば、どんなものでも飛ぶように売れていく。カツオだろうが、砂浜だろうが、ユズだろうが、村だろうが、例外はない。そんな魔法のような腕を持つ男が土佐にいた。梅原真、59歳。高知県香美市に住むグラフィックデザイナー」だそうだ。(日経)
続きを読む
「ニッポンの風景をつくりなおせ」一次産業×デザイン=風景
梅原 真著 (羽島書店)
ツイッターで小平のゆるキャラ「ブルベー」の立役者、ヒラバックスさんがこの本のことをつぶやいていて、気になっていました。
やっと手にして開いてみると、グラフィック・デザイナー梅原 真さんの手がけた作品が、商品の説明と依頼者のコメントと共に紹介されていました。読むというより、まず眺める。眺めているうちに、食べたくなったり、使ってみたくなったり、生産者に会いにその土地に行ってみたくなったりします。
「全ての基本は一次産業だ!一次産業は日本の風景を紡ぎだしている。風景を見れば、その国がどんんな国かがわかる。一番大事なものは風景である」と語る梅原さんは、
「この男がひとたびプロジェクトに関われば、どんなものでも飛ぶように売れていく。カツオだろうが、砂浜だろうが、ユズだろうが、村だろうが、例外はない。そんな魔法のような腕を持つ男が土佐にいた。梅原真、59歳。高知県香美市に住むグラフィックデザイナー」だそうだ。(日経)
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2011年07月11日
「私の本棚」カテゴリーをつくります
『54歳のハローワーク+アラウンド定年の就活ハンドブック』吉川紀子・竹内康代共著(集英社)
長いタイトルですね・・・「負けない、折れない50代女子の仕事探し術」というサブタイトルまでついています。
景気の悪化や高齢化の中で、転職や最就職の可能性はどの世代も高まっていて、50代の女性も例外ではないようです。結婚しているかいないか、子どもがいるかいないか、現在正規雇用かどうかにかかわらず、転職や最就職の問題に直面する可能性があるよ・・・と、突きつけられた思いです。
続きを読む
長いタイトルですね・・・「負けない、折れない50代女子の仕事探し術」というサブタイトルまでついています。
景気の悪化や高齢化の中で、転職や最就職の可能性はどの世代も高まっていて、50代の女性も例外ではないようです。結婚しているかいないか、子どもがいるかいないか、現在正規雇用かどうかにかかわらず、転職や最就職の問題に直面する可能性があるよ・・・と、突きつけられた思いです。
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