2013年02月17日

ケアタウン小平の取り組み

小平市民活動支援センター「あすぴあ」の主催
『地域の中でホスピスケアを~ケアタウン小平の取り組み』というタイトルで、山崎章郎さんのお話を聞いてきました。両親の介護、自分が迎える老後を考えていくヒントをいただけるように思ったからです。

ケアタウン小平の取り組み

山崎さんについては、その著書「病院で死ぬということ」が話題になったころに本を読み、ホスピスの存在やターミナルケアーの考えに触れましたが、その後はどのような医療をされているのか知らないでいました。

キュープラ・ロスの著書『死ぬ瞬間』の一節、「生の終わりには一杯のぶどう酒、家庭のスープの香りは輸液より、はるかに嬉しいことではないだろうか」にであって、ターミナルケアーの道にを進まれたそうです。その言葉に衝撃を受けてからずっと「終末期の医療とは?」と問い続け、目をそらさないで来られていることに感銘を受けました。

身体的苦痛や社会的苦痛を取り除く手助けはできるかもしれまいけれど、生きている意味を失った人に対して何ができるかという問いは大きいです。途方に暮れます。
山崎さんは「話し相手になること、その苦しさを理解しようとすること、触れ合うこと」そして「共に居ることの約束をする」・・・という話をされました。心に留めておこうと思います。

外科医をされていて、ホスピスケアを志すことになった話から始まって、現在は「ケアタウン小平」で在宅支援療養診療所を訪問看護ステーションやデイサービスセンターとチームを組みながら運営されていることを語ってくださいました。

また、取り組みの一例として、宮崎のケアハウス「かあさんの家」のことも紹介されていました。

「病院で死ぬのはもったいない」(春秋社)も最近刊行されたようです。





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