2013年08月22日

若冲に会ってきました

「若冲が来てくれました」プライスコレクション 江戸絵画の美と生命



福島県立美術館に行ってきました。行きは青春18きっぷを利用し、帰りは新幹線の日帰り。
友人がテキパキと段取りしてくれて、私はくっついて・・・はじめての福島行きでした。
駅に降り立つと、東京より空気が澄んでいて、気温も少し低く、山の緑、田畑の緑に囲まれた穏やかな所でした。

こんなに自然豊かな土地なのに・・・と、憤りを新たにしました。
原発事故の問題は解決に向かうどころか、汚染水の問題が深刻になってきています。

プライスさんが東北を巡回する絵画展を英断された意義はとても大きいと、はじめて福島に足を運んでみてより強く思いました。

展示は、子どもたちにも親しみやすいように、子ども向け作品名がつけられていました。
「目がものをいう」
「数がものをいう」
「〇と△」
「はる・なつ・あき・ふゆ」
「プライス動物園」
「美人大好き」
「お話きかせて」
「若冲の広場」
「生命のパラダイス」

私のような初心者にも、ありがたい配慮です。

誰が描いた絵か・・・というより。絵そのもの対面してほしい・・・というようなことを、プライスさんが言われていたので
あまり予備知識を持たず、鑑賞しました。帰ってから気になった作品をリストでチェックしてみたら、鈴木其一(きいつ)の作品に好みが集中。

鈴木其一の作品を記念に集めてみました。






会場に入って、一番目に展示されていたのが

鈴木其一「飴売り図」

「千金の商いは千金の苦しみ、
一銭の商人には其日をたのしむ、
あめうりの笛おきながら大晦日」

と抱一の賛がある。

この言葉が思い出せなくて調べてみたら
取り上げてるサイトがいくつかありました。

異国風の装束で人々の注意を引いていた飴売りは明治に入ってもいたそうで、
石川啄木の歌まで紹介されていました。

「飴売りの チャルメラ聴けば うしなひし おさなき心 ひろへるごとし」

会場の後半は、もちろん若冲
プライスさんが最初に購入された「葡萄図」
驚くべき細部の描写の「鶏図」の各作品
最後は「鳥獣花木図屏風」の緻密さと迫力。生命の賛歌で締めくくられていました。






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