2014年01月19日

小正月「まゆ玉だんご」@東村山ふるさと歴史館

狭山丘陵市民大学に参加しました。
「近世の村を語る~蔵敷村里正日誌に見る近世後期の村落社会」
講師:森安彦氏(国文学研究資料館名誉教授)

多摩地方の蔵敷村の名主の記録、『里正日誌』から見えてくる幕末の様子。
浪人から聞いた話として記録された、243歳(ほら話?)の長寿の人の話題があったり・・・
農兵制が、どんな経緯で組織されるようになったか・・・
その農兵が、一揆の鎮圧をする場面もあれば、大坂出兵の要請は断る場面あり・・・
自分では読み解けないですが、解説してもらうとなかなか興味深く、名主の詳細な記録に驚かされました。

会場の東村山ふるさと歴史館では、ロビーに「まゆ玉だんご」が展示されていたので、紹介します。
小正月(1月15日)には豊作を願う行事が、全国各地に残されているとか。
東村山では、繭に見た立てて、たくさん木に咲かせ、繭がたくさん取れることを願ったそうです。

背景の掛け軸は、蚕影山大神(養蚕の神さま)
木の株に刺している少し大きなだんごは「十六玉」
台は、石臼の上側の臼
緑の葉を残す樫(カシ)の木が使われている

小正月「まゆ玉だんご」@東村山ふるさと歴史館



  • 同じカテゴリー(多摩地域周辺情報(小平・東大和を中心に))の記事画像
    熊本からの声
    東大和の文化財ボランティアHP
    映画「ふるさとがえり」上映会
    働き方とことん会議
    多摩コミュニティビジネス シンポジウム2016
    街路樹について考える
     熊本からの声 (2016-07-18 09:17)
     東大和の文化財ボランティアHP (2016-07-17 08:55)
     映画「ふるさとがえり」上映会 (2016-03-10 15:40)
     働き方とことん会議 (2016-02-07 21:28)
     多摩コミュニティビジネス シンポジウム2016 (2016-02-06 20:57)
     街路樹について考える (2016-01-11 17:54)

    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
     
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

    削除
    小正月「まゆ玉だんご」@東村山ふるさと歴史館
      コメント(0)