2015年06月04日

「辞書になった男」

辞書になった男」 著:佐々木健一(文藝春秋)




三省堂の国語辞典の編纂者
ケンボー先生(見坊豪紀 けんぼうひでとし) と 山田先生(山田忠雄 やまだただお
ことばに人生を捧げた二人の男の物語

「三省堂 国語辞典」(三国)と「新明解 国語辞典」(新明解)

読み始めは、どっちがどっちか分からなかったけれど、読み進んでいくとくっきりとした違いがありました。
同じ出版社から同時期にだされた国語辞典が
こんなにも違った個性を持っていたことに驚き!!

・みず【水】①われわれの生活になくてはならない。すき通ったつめたい液体。(『三国』初版)

・あい【愛】①(相手のしあわせや発展をねがう)あたたかい気持ち。(『三国』初版)

・ごきぶり 台所を初め、住宅のあらゆる部分にすむ、油色の平たい害虫。さわると臭い。(『新明解』三版)

・どくしょ【読書】[研修調査のためや興味本位ではなく]教養のために書物を読むこと。[寝ころがって読んだり、雑誌・週刊誌を読むことは、本来の読書には含まれない](『三国』初版)

最近は辞典を引く機会が減っています。
小さい字を読むのが苦痛になったということが理由のひとつ。
PCや携帯で字を調べることぐらいならできることも理由のひとつ。

この本を読んて、国語辞典をもう一度手に取って読んでみたくなりました。




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