2016年02月12日
里山資本主義
新書大賞2014 第一位を受賞した『里山資本主義ー日本経済は「安心の原理」で動くー』をお読みになった方も多いことでしょう。
藻谷浩介さんとNHK広島取材班による著書。
その藻谷さんのお話を小平で聞く機会がありました。
データを基にしたお話には説得力がありました。
毎日の報道によって「不安・不満・不信」が煽られているとも言えます。
しかし、凶悪犯罪は増えるどころか、バブル期よりぐんと減っている・・・なるほど。
経済ニュースは、為替や景気の動向など世界の動きに影響を受けて
素人は翻弄されるだけなのか、と無力感が広がります。
しかし、ゼロ成長を維持しているだけでも意味があり、
インフラや社会保障では一定の水準を維持していると確認できれば
少し安心して、これからのことを落ち着いた気持ちで考えることができます。
「里山資本主義」の考え方は、地域の課題可決の手法として
目から鱗なことがいっぱいです。
藻谷さんの話を聞く機会がまたあります。ぜひご参加ください。
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「里山資本主義」から考察する 地域資源と利活用法