2014年05月06日
彩雲

早発白帝城 李白
朝辞白帝彩雲間
千里江陵一日還
両岸猿声啼不住
軽舟已過万重山
(唐詩選)
<書き下し>
早(つと)に白帝城を発す 李白
朝(あした)に辞す白帝彩雲の間
千里の江陵一日にして還(かへ)る
両岸の猿声(ゑんせい)啼(な)き住(や)まざるに
軽舟已(すで)に過ぐ万重(ばんちょう)の山
Posted by タマヤー at 16:22│Comments(2)
│雲のコレクション
この記事へのコメント
唐の李白の詩に「早発白帝城(つとにはくていじょうをはっす)」と言うのがありますが、「朝に辞す白帝彩雲の間(あしたにじす、はくてい、さいうんのかん」とあります。かつてこの詩を吟じたことがあります。これがその彩雲なのでしょうか?雄大な自然の中、千里の江陵を一日にして還るほどの急流を軽舟が下っていく風景を詠んだもののようです。壮大さが目に浮かんで来るような感じがします。
Posted by soushin2
at 2014年05月07日 20:17

そうしんさん、ありがとうございます。教養が伝わってきます。李白の詩を、ブログの方にも引用させていただきます。
Posted by タマヤー
at 2014年05月08日 09:11
