2012年01月21日
サバル・ハサガル・モモケル
朝から小雪の舞う、冷たい1日でした。
雪が積もって欲しいけど、積もると後が大変だな~と、ついつい外を眺める1日でした。

北海道や東北では「しばれる」という言葉がありますね。北の寒さはこんなものではありませんが、底冷えする寒さは「さむい~」ではなく「しばれる~」が実感こもっているように思います。
私は岡山県出身ですが、東京での生活が20年以上になります。すっかり標準語になっているようで、時に関東では通じない言葉を使ってしまうことがあります。方言を使っているつもりがないだけに、「使う側」も「受け取る側」も一瞬の戸惑いが生じます。
さて、どういう意味、どんなときに使う言葉だと思いますか?
①サバル
②ハサガル
③モモケル
追記に解答を載せています。よかったらお読みください。
雪が積もって欲しいけど、積もると後が大変だな~と、ついつい外を眺める1日でした。
北海道や東北では「しばれる」という言葉がありますね。北の寒さはこんなものではありませんが、底冷えする寒さは「さむい~」ではなく「しばれる~」が実感こもっているように思います。
私は岡山県出身ですが、東京での生活が20年以上になります。すっかり標準語になっているようで、時に関東では通じない言葉を使ってしまうことがあります。方言を使っているつもりがないだけに、「使う側」も「受け取る側」も一瞬の戸惑いが生じます。
さて、どういう意味、どんなときに使う言葉だと思いますか?
①サバル
②ハサガル
③モモケル
追記に解答を載せています。よかったらお読みください。
<解答>
①「まとわりつくこと」・・・「鯖」とくるとは、びっくり!「サバリツク」とも言います。しっかりくっつくことを表現。我が家では、ちょっと鬱陶しく感じるときに使います。
離れたいと思っても、もがけばもがくほどくっついてくるみたいな、やな感じ!
②「歯と歯の間に物が挟まって取れない状態になること」・・・鶏肉やほうれん草などのすじっぽい物がどうしても取れないイライラ感も含みます。「はさまる」では言い足りないのです
舌の先では取れず、でも爪楊枝を使ったら負けな気がする…
取れそうで取れない…
もうちょっと…(舌が疲れた)
・・・諦めて爪楊枝を使おう。 大概こうなります
③「セーターなどが擦れて、毛玉ができること」写真のようになると、言います。よく着込んだ衣類に「毛玉ができた」と言うのは上品過ぎる…やっぱり「ももけた」なんです。

方言には、他の言葉では表現できないニュアンスというのがありますね
①「まとわりつくこと」・・・「鯖」とくるとは、びっくり!「サバリツク」とも言います。しっかりくっつくことを表現。我が家では、ちょっと鬱陶しく感じるときに使います。
離れたいと思っても、もがけばもがくほどくっついてくるみたいな、やな感じ!
②「歯と歯の間に物が挟まって取れない状態になること」・・・鶏肉やほうれん草などのすじっぽい物がどうしても取れないイライラ感も含みます。「はさまる」では言い足りないのです

舌の先では取れず、でも爪楊枝を使ったら負けな気がする…
取れそうで取れない…
もうちょっと…(舌が疲れた)
・・・諦めて爪楊枝を使おう。 大概こうなります

③「セーターなどが擦れて、毛玉ができること」写真のようになると、言います。よく着込んだ衣類に「毛玉ができた」と言うのは上品過ぎる…やっぱり「ももけた」なんです。
方言には、他の言葉では表現できないニュアンスというのがありますね

Posted by タマヤー at 20:07│Comments(4)
│岡山の話題
この記事へのコメント
わー、む、難しい。何だろう。
1.サバル:鯖寿司を作る
2.ハサガル:歯茎が弱くなり、歯が抜ける(歯下がる)
3.モモケル:「桃蹴る」鬼ガ島の鬼達が、桃太郎が攻めてこないよう、桃を蹴って桃太郎の誕生を阻止しようとしたことから「事前に危難を避ける努力をする」意味。岡山ならではのことわざになった方言。
わははー、どれも合っている気がしません。
1.サバル:鯖寿司を作る
2.ハサガル:歯茎が弱くなり、歯が抜ける(歯下がる)
3.モモケル:「桃蹴る」鬼ガ島の鬼達が、桃太郎が攻めてこないよう、桃を蹴って桃太郎の誕生を阻止しようとしたことから「事前に危難を避ける努力をする」意味。岡山ならではのことわざになった方言。
わははー、どれも合っている気がしません。
Posted by エルダベリイ
at 2012年01月22日 08:35

エルダベリイさん、楽しいご回答ありがとうございます。
写真つきでないと説明しづらいものもあるので、続きのページでお知らせします。お読みいただけたら、嬉しいです。
写真つきでないと説明しづらいものもあるので、続きのページでお知らせします。お読みいただけたら、嬉しいです。
Posted by タマヤー at 2012年01月22日 12:53
回答拝見いたしました。
1.サバル:なるほどー。「へばりつく」を「さばりつく」のようにおっしゃることはありますか?
2.ハサガル:おお!博多弁では「ハサカル」と言います。似てるー。
3.モモケル:かわいい表現に感じます。毛玉以外でも使われますか?たとえば、ハムスターが丸くなっている様子とか。
1.サバル:なるほどー。「へばりつく」を「さばりつく」のようにおっしゃることはありますか?
2.ハサガル:おお!博多弁では「ハサカル」と言います。似てるー。
3.モモケル:かわいい表現に感じます。毛玉以外でも使われますか?たとえば、ハムスターが丸くなっている様子とか。
Posted by エルダベリイ at 2012年01月23日 06:17
①サバル:「へばりつく」はべっとり平面にくっつく感じが強く、「さばりつく」の場合は高低差があるところにしがみつく感じでしょうか。どちらも執念深く離れようとしないところは似てますね。
②ハサガル:「ハサカル」もいいですね!より細いもの…あと少しが取れなくて困る感じがします。
③モモケル:残念ながら「ハムスターが丸くなっている様子」には使いません。でも使い込んで、肌になじんでヨレヨレになった毛布(ももけた毛布)に包まって丸くなっているハムスターは、気持ち良さそう!
②ハサガル:「ハサカル」もいいですね!より細いもの…あと少しが取れなくて困る感じがします。
③モモケル:残念ながら「ハムスターが丸くなっている様子」には使いません。でも使い込んで、肌になじんでヨレヨレになった毛布(ももけた毛布)に包まって丸くなっているハムスターは、気持ち良さそう!
Posted by タマヤー at 2012年01月23日 09:10